社長室

2022/3/710年前と10年後

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、今日は、私の10年前と10年後の話をしたいと思います。

10年前は会社がまだ高宮にある頃でしたね。人材派遣とIT業務が主体で、今とは全く業態が異なっていましたが、この年に、小規模地熱発電事業を含む再生可能エネルギー促進事業に関する国のプロジェクトを3案件受注しました。これらの業務によって、私自身の再生可能エネルギー関連の知識が飛躍的に増え、その後の本格的な小規模地熱発電事業の推進に繋がったと思います。この時期に、今のエディットの事業の路線が決まったと言ってよいでしょう。

そして、10年後、少なくとも私は第一線を引いているでしょう。そしてエディットは、10年前と同じように業態が大きく変わっていると思います。今目指している小規模地熱発電事業がその一つであり、8年計画で2MWにまでもっていこうと計画しています。

このような将来を考え、現在、新しいチームづくりのための人材採用活動を行っています。当然、新人に求める技術や能力も今までとは変わっており、また、在職中の皆さんも変化に対応していくことが求められます。

世の中も大きく変わっており、今、皆さんが従事している仕事も、明日にはもう過去のものになっている可能性もあります。一日たりとも疎かにしてはなりません。

2022/3/14コンサルタントとは

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、我々の職業は、と言われますと、分類上はサービス業で、いわゆるコンサルタント会社です。コンサルタントとは「相談する」という意味ですね。

クライアントがコンサルタントへ仕事を依頼する目的は、対象領域での知見のある人物あるいは会社から協力を得て、効果的な対策を打ち、課題の解決や事業を成就することです。つまり、コンサルタントの仕事は、クライアントから相談を受けた課題や問題点の解決方法を提案し、ひいてはその実行を支援することです。

我々の場合は、ある事業のうちの、地熱技術・開発部門を依頼されます。私たちの立ち位置は、クライアントが的確な判断をするための補佐役であり、決定者はクライアントです。事業開発やプロジェクトの推進そのものを依頼されるわけではないことを忘れてはいけません。

そして、クライアントの専門知識レベルや思考方法などに合わせた柔軟な対応をしつつ、イノベーションの提案による飛躍的発展をブレインとして求められます。

クライアントの補佐役となるには、クライアントの信頼を得なければなりません。自由に意見交換ができる雰囲気をつくり、精神誠意尽くし、関係を深めること、それによってクライアントの課題を体系化することができるでしょう。ある意味で、クライアントと一体となって課題に取り組む必要があり、それがまた喜びでもあるのです。

コンサルタントの仕事は、我々の人間性や生き方が商品であり、AIの時代、DX化が叫ばれる時代においても決してすたることのない、やりがいのある仕事だと思います。

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