社長室

2016/06/28会社の目指す方向

昨日は新しい職場でのキックオフミーティングを行った。会社は、少しずつではあるが確実に成長している。昨日は長期の事業計画を説明した。ざっと、3年後に現状の2倍の受注を目指すことに熱意を込めて説明した。

日本にとって少子高齢化は深刻な問題だけれども、中々、世の中の意識はこれらの問題の解決に必死になっていない。わが社は、再生可能エネルギーによる発電他総合利用事業を地域主体で進めて行くことによる地域の活性化に寄与したいと頑張っている。それを実現するための努力を惜しまず、少しでも世の中の役に立てばと願っている。いつまでも時代のニーズに応えられる会社を目指したい。

このような視点でみた楡周平の小説「プラチナタウン」は面白く、参考になる。 昨日も一人、技術コンサルタントの経験のある人材が加わってくれた。明るいニュースである。

2016/06/14私の好きな女たち

梅雨の合間の青空は気持ち良いですね。なんとなく、未来が明るくなるような気分になるものです。北九州出身の漫画家、わたせせいぞうの作品出てくるサラリーマンのようにスキップしたくなる気持ちです。

さて、今日は浅田次郎の小説の中の女について話してみたいと思います。たくさん出てくるので、私の好きな女ということで2人挙げてみます。

一人目は、小説“きんぴか(3)”に出てくる「血まみれのマリア」です。救急病院の外科医で、肝の据わったヤクザな女とでも言いましょうか?気風の良さに惹かれます。浅田次郎は、本音で生きる主人公たちが建前だらけの世の中で引き起こす軋轢を面白おかしく書くのですが、特にきんぴかシリーズはそれが際立っています。

そして、もう一人は、小説“天国までの500マイル”に出てくる「マリ」です。キャバクラのホステスですが、離婚して失意のどん底にいる主人公を心身ともに支える女性です。決して美人ではありません。いやむしろ不細工なのです。しかし、解説者も書いていますが、現実にこんな女性が居たらきっと私も惚れてしまいそうです。

そして、民子も忘れることはできません。民子は残念ながら人間ではありません。雌猫なのですが、ストーリーは涙を誘わずにはいられません。

けなげに生きる。素直に生きる。不条理な世の中を静かに受け入れながら生きる。こんな生き方が良いか悪いかは分かりませんが、私は人間として惹かれます。

2016/06/13コラム社長室について

(株)エディットは、再生エネルギーの開発・利用をとおして地球の課題の解決に挑戦する会社です。6月から新年度となり、それを機にホームページの充実を図りました。それに合わせて、コラム社長室を設置いたしました。

日常、気づいたこと、仕事のこと、エネルギー問題などの社会問題、経営のことなどをとりとめもなく書き留めようと思います。

もちろん、社外の皆様方の目を強く意識したものになるかと思います。

先ずは自己紹介ですね。大学院理学研究科を出て、ずっと地熱資源の開発に携わってきました。もう、45年も地熱に関わっています。この分野はわが社の社業であり、若い人へのバトンタッチが進みつつあるときです。趣味はゴルフ。50才の頃大病を患い、おまけの人生と一念発起してシングルプレーヤーになりました。それに読書、いや活字中毒です。

6月はそんなに嫌いではなりません。紫陽花が大好きで、梅雨の合間の日差しに映える青い紫陽花にいまだに心ときめきます。

さて、6月は年度初め、仕事の仕込みの時です。事業計画や経営計画の作成に忙しい時ですが、とは言え、お客様を蔑ろにはできません。しかし、今の時期はお客様とは夢を語り合う時期で楽しみでもあります。今年も、計画通りに進みますようにと祈りながら、今夜もビールグラスを傾けますか?

こんな感じで気楽に進めます。よろしくお願いいたします。

2016/06/13週末の過ごし方

サラリーマン時代の週末は仕事を離れる時間でしたが、今の経営者の立場では、休みの半分は仕事に費やします。それでも、時間があれば、土曜日はゴルフの練習、そして日曜日はコースを回ります。四季折々のゴルフ場は心を和ませてくれます。私の所属するゴルフコースは、梅の花、桜の花、ツツジ、藤の花、そして紫陽花と楽しみが一杯です。

それぞれのホールのティーインググランドには、大伴旅人をはじめとする万葉歌人の歌が掲示されています。が未だかって、ゆっくりと読んだことなどないという教養のなさを露呈しています。

読書が趣味です。近頃はゆっくりと過ごすことがないので、本格的な本を読む時間がないですね。もともと、活字中毒で、本を読んで何かを身に付けようという気はありません。気楽に、いろんな分野の本を読んできました。若い頃はそれでもP.Fドラッカーのマネジメントに関する本を肩に力を入れて読んだものです。これだけは今も部屋の書棚を飾っており、時に開いたりしますから、何か身についたものもあるかもしれませんね。

今は、毎週の飛行機の中が私の主な読書時間です。

2016/06/08おまけの人生

52歳のころ、大病をしました。集中治療室で何もできないで数日を過ごし、周囲の皆さんのおかげで、元気になれた。その時に、生死が身近にあることを理解し、若い頃みたいな怖さはなくなったような気がします。そして、これからはおまけの人生だ、精一杯、充実した人生を生きようと心に決めました。たぶん、そのことが前の会社を辞めて、会社経営に向かうキッカケになったのでしょう。

そして、60才を大きく超えるまで生きてきました。この年になると、一日一日を感謝で迎えることができます。今は、この会社が世の中になくてはならない会社になってくれることを期待したいと思っています。

特定の宗教に依っているわけではないが、人智を尽くしたらあとは神の前で祈るのみですね。

▲トップへ