社長室

2016/07/27保守化する大規模地熱事業者

近頃、奇妙な現象を目にする。今まで地熱開発をしてきた電力会社やエネルギー事業者が、周辺での地熱開発に対して自分の開発フィールドに影響があるということで反対を唱える。愚かなことである。自分たちが周辺の温泉事業者に影響がないと言ってきたことを今度は、温泉事業者以上に、影響を懸念する。熱水対流系の特性や地熱構造を考慮した開発、規模の違いなどを適正に考慮するならば、問題がないと言い切って良いくらいのところにも、慎重な姿勢を示す。

大丈夫だろうか、こんな姿勢で・・・。温泉事業者は大規模事業者のその姿勢をしっかりと見ている。今後は、大規模地熱開発事業への温泉事業者の反対姿勢はもっと厳しいものになることは覚悟しておいた方がよい。

また、地熱資源開発に未経験のデベロッパーが入ってくることがそんなに気になるものなのだろうか。自分たちが苦しんできた貴重な経験や技術がそう簡単に習得できるものではない。それぞれの地域で、どれほど多くの時間的、資金的犠牲を払ってきたことか、それを簡単に真似られると思っているのだろうか。

地熱エネルギーの開発、利用は日本にとって、地域の活性化にとって、推進していかなければならない。推進には多様な開発方法があってよいはずである。

大規模事業者はその努力を怠っている。残念ながら、大規模事業者に地熱発電の推進を任せておいては、見通しは暗い。

2016/07/25私の夢

日曜日の夜、というより月曜日の早朝といった方がよい3時ごろいつも目が覚める。ぼんやりと会社のことなどを考えてみて、エディットに対しての自分の夢はどんなものだろうと考えてみた。

自分の年から考えて、社員は40名、そして、10年後には社員のそれぞれが事業家として位置づけられ、年間の業務量が一人当たり1~3億円、経常利益が3000万円、全国、全世界相手のビジネスを行う。それぞれの社員は太陽光発電や地熱発電所などの再生可能エネルギーの発電所を所有し、管理する。利益はそれから得ながら、なおかつコンサルタントとして生きていく。当然、一人当たりの平均年収は1500万円以上。

こんな夢などどうでしょう?真夏の世の夢にならないよう、頑張りましょう!

2016/07/22文章を書く能力は重要です。

週末はなんとなくウキウキします。ところで、資料作成のために文章を作成する必要があります。わが社の経験がまだ浅いスタッフの資料は、私のところに上がってくる段階では、まだまだ不完全な気がします。お客様に読んでいただくには文章製作者がもっと責任をもって文章を完成させて欲しいのです。文章をしっかりと練って作らないと、お客様の心に響くものになりません。

若い頃、論文を書いたり、報告書を書いたりする機会に恵まれ、文章力はしっかりと鍛えられました。そして、40歳代の後半には、専門誌の編集委員長をして、編集後記を書いていました。そのため、自分が書いた文章にはすべて責任を持たないといけないという厳しい立場にいました。私にとって、文章を磨く良い場であったと思っています。

文章は、頭の中の思考と一致していなければ、お客様の心に響くとは思えません。また、自分の思考が纏まっていないのに、文章が書けるわけはありません。語彙力、思考力、そして、読んでいただくお客様のことをちゃんと理解し、思いやる心がなければ、良い文章は書けないのです。

逆説的に言えば、ちゃんとした文章が書ける人は、ちゃんとした思考力、人間力を身に付けているとみなされると思います。

2016/07/15企業は存続・発展してくことが社会貢献、楽しい会社を作りたい。

コンサルタントは、できるだけ客観的に判断すること、あるいはクライアントに適切な判断ができるような情報を与えることが私たちの使命だと考えています。若い頃、グループ会社の一員であったため、ずいぶん窮屈な思いをしたものです。

企業は社会の公器であり、存続・発展していくことに価値があります。わが社のような再生可能エネルギーを生業としている企業は分かり易いですよね。

同時に会社は楽しく働けることが大事だと考えています。丁度、今朝は博多山笠の追い山でした。昔のように、地方祭を設けて休みにするというのもいいなと思っています。仕事はしっかり、遊びもしっかりですよね。

職場には、音楽が流れ、緑が一杯。今日は、新入社員の歓迎会。夜は、飲み会で浮かれます。たまには、それでいいんです。

2016/07/11現代企業にとってイノベーションは重要である。

イノベーションは、我が社にとって必要不可欠である。イノベーションは単なる技術革新ではありませんよね。新しい仕組み作りであり、我々が目指す再生可能エネルギーによる地域の活性化、地方創生が将にこれに当てはまります。わが社のように伸び盛りの会社では、イノベーションの連続であり、それに基づいて発展していくことになります。

そこには、予期せぬ成功も予期せぬ失敗もついて回ります。経験豊富な技術者や管理職はリスクを冒さないようにと考えるかもしれませんが、若い人はその必要はありません。皆さん方のチャレンジ精神こそが明日の世界を作るのです。そんな若者にこそわが社は期待しています。

2016/07/08本のない生活は考えられない。

新しい職場は歩いて3分以内に本屋もあるしブックオフもあるし、結構気に入っている。体制も固まってきて、自分の部屋で本を読む時間も少しはできるようになってきた。

本を大量に読むようになったのは社会人になってからだと思う。社会人になって、大学とは違い刺激が強く、それが読書のきっかけになった。もちろん、大学院時代に専門書は読んでたが。

毎朝、8時前に出社し、読書の時間に始業までの約一時間を読書にあてた。確か、一日で80ページのノルマを課していたような気がする。ビジネス書で特に気に入っていたのが、経営学者のピーター・ドラッカーであり、もう一人が物理学者のエイモリー・ロビンスであった。仕事は地熱分野であったため、これらの読書は興味本位であった。それが、晩年になって役立つとは思いもしなかった。運命論者ではないが、将来を予見していたかのような勉強ができた。幸せであったと言わざるを得ない。

今も自分の部屋には、仕事の合間に広げるであろう書籍を書庫に並べている。ドラッカーもロビンスも中心位置を占めている。

2016/07/01時間を制する者は人生を制す

今日から7月です。オフィスから南の空が広く見渡せます。夏を思わせる青空が南に広がっています。もうすぐ、梅雨明けです。なんとなく、気持ちが軽やかになってきます。

多くの成功者は朝を制する人であり、また時間を制する人でもあると思います。その一つとして約束の時間には少なくとも30分前に着くように心がけることが挙げられます。ただ、私は小心者のせいか、1時間ほど前に行きます、その間、お客様の会社の周りを散策し、また喫茶店で資料に目を通します。

一方、スタッフのみんなと行くときは、会社を出る直前までバタバタと説明資料の準備をし、打ち合わせ時間を気にしながらの出張になります。私にとってはイライラが募る時間でもあります。皆さんと違ってのんびり屋なのでしょうか?

若い頃から、27歳で会社に入ってから41年間、朝8時前に事務所に着き、ずっと勉強してきました。それが役に立ったかどうかわかりませんが、楽しく時間、充実した時間であったような気がします。

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