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新年度を迎えるにあたって

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

今年度は、コロナウイルス問題で社会が大きく変わります。皆さん方は次の5年、10年といった長期的視点で、エネルギー業界を考え、ビジネスを考えて頂きたいと思います。ほかの誰かがしてくれるのではないですよ。自らが創っていくのです。仕事を創れる人が企業では最も評価されるのです。仕事を創出するということは、お客様のニーズに応えることができていること、さらには信頼を得ているということです。

社会の変化は経済的な低迷による単純な物ではないと思います。我が国が今後も発展していくために、東京一極集中が見直されるべき時期に来ていると思います。経済基盤だけではなく、文化も、人材もすべてが分散されていかなくてはいけません。これまでの人が寄せ集まって生活するという考えがなくなり、テレワークをベースとした分散型ビジネススタイルが志向されると思います。

我々の関係する再生可能エネルギーの中の地熱発電は地域分散型エネルギーの代表格であり、もっと徹底した利用方法が考えられていくと思います。ある会社は、火山のないドイツが地熱開発に非常に積極的であることから、日本ももっと地熱発電事業化ができるはずだと、地熱発電事業化を風力、バイオマスから地熱に大きくシフトしていくということです。私はその視点は正しいと思います。同時に、そのために専門家として必死で支えていかなくてはと考えています。

2020年度の今年は、世界にとっても、我社にとっても重要な年になることは間違いありません。皆さん方にお願いしたいのは日常をのんびりと過ごさないこと。この重要な変革期に真面目に取り組む人間を、世界が待っていますよ。

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