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2016.07.22
社長室
文章を書く能力は重要です。
週末はなんとなくウキウキします。ところで、資料作成のために文章を作成する必要があります。わが社の経験がまだ浅いスタッフの資料は、私のところに上がってくる段階では、まだまだ不完全な気がします。お客様に読んでいただくには文章製作者がもっと責任をもって文章を完成させて欲しいのです。文章をしっかりと練って作らないと、お客様の心に響くものになりません。
若い頃、論文を書いたり、報告書を書いたりする機会に恵まれ、文章力はしっかりと鍛えられました。そして、40歳代の後半には、専門誌の編集委員長をして、編集後記を書いていました。そのため、自分が書いた文章にはすべて責任を持たないといけないという厳しい立場にいました。私にとって、文章を磨く良い場であったと思っています。
文章は、頭の中の思考と一致していなければ、お客様の心に響くとは思えません。また、自分の思考が纏まっていないのに、文章が書けるわけはありません。語彙力、思考力、そして、読んでいただくお客様のことをちゃんと理解し、思いやる心がなければ、良い文章は書けないのです。
逆説的に言えば、ちゃんとした文章が書ける人は、ちゃんとした思考力、人間力を身に付けているとみなされると思います。