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専門分野

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

しばしば、「自分はその専門分野でないからよくわかりません」という言葉が耳に入ってきます。しかし、自分が持っている専門分野は、世の中に役に立ってこそ価値があるのです。逆に言えば、世の中で必要とされていること、あるいはお客様が必要としていることに対応し、成果を上げることによって、知識が認められるのです。ワインバーグというIT関係の専門家が「コンサルタントの秘密」という著書の中で、自分が今まで解決してきた仕事の中で純粋に自分の専門知識に関するものは、全体の30%程度だと述べています。私も「なるほどな」と同感します。

技術者は、与えられた課題をどのように解決するかを問われているのです。発想の仕方、論理性、基礎知識、探求力、情熱、そしてマネジメントスキルと、いろんな要素を駆使しなければなりません。今まで学んできたことだけでは、解決は困難だと思います。

課題を解決するために以下の手順が必要です。

  • ①課題の再確認
  • ②課題の分析
  • ③わかっていること、わからないことの整理
  • ④イッシュツリーの作成
  • ⑤バックキャスティング
  • ⑥イノベーション的発想

寝ても覚めても、こだわり続ける意欲が必要です。是非、課題を解決した時の満足感やアイデアをひらめいた時の喜びを体感してください。

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