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主任の仕事

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

今日は、エディットにおける主任の仕事についてお話します。会社に入り、仕事に関する基礎的な知識や会社のあるべき姿を把握した時期が、入社5~8年目くらいでしょうか。会社としては、これらの経験を積んだスタッフに少なくとも部下をつける頃になります。そして、最初の役職である主任をお願いすることになります。では、会社は主任にどのような仕事や考え方、立ち振る舞いを期待しているのでしょう。

先ず、第一に会社の顔になってもらうことです。この事は言葉を変えて言えば、会社の理念やビジョン、事業のフレームワークを理解し、発展させる段階に至っていることが前提になります。

第二に通常業務を熟せる技術力を身に付けていなければなりません。通常業務とは、技術的な仕事だけでなく、会社の日常の業務処理、自分の業務のスケジュール管理などです。

第三に業務すべてにかかるコミュニケーションが支障なくできる力が身についておかなければなりません。これは社会生活を行う上で当然のことと思います。お客様への挨拶に始まり、的確な連絡のやり取り、会議後の業務報告書の作成などルーティン業務ですが、あたりまえに出来る力を身に付ける必要があります。

第四に技術的には上長の指示にしたがって要求通りに業務を完遂できることも重要です。その上にさらに創意工夫をして、より良いものにするならばエクセレントです。

第五にチームで仕事をするにあたり、自分の立場を十分理解し、チームでの共同作業をスムーズに行うことが重要です。

そして、第六に部下への指導も要求されます。

以上に示したような項目を会社は期待しています。我々は、技術系のコンサルタントを使命としています。したがって、将来はお客様の事業の技術的な相談相手になるに足るような技術力やコンサルティング技術、事業戦略、マーケティングスキルなどの知識の吸収も習慣づけて行うようにしてください。

最後に、これらの項目をただ単に身に付けるということでは不十分です。皆様方の人生観や人間力が皆様方の将来を大きく左右するでしょう。これは、大変あいまいな表現かもしれませんが、皆様の毎日の生き方の一つひとつがしっかりと根付いたものとなるような地道な努力が必要かと思います。

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