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コンサルタントとは

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、我々の職業は、と言われますと、分類上はサービス業で、いわゆるコンサルタント会社です。コンサルタントとは「相談する」という意味ですね。

クライアントがコンサルタントへ仕事を依頼する目的は、対象領域での知見のある人物あるいは会社から協力を得て、効果的な対策を打ち、課題の解決や事業を成就することです。つまり、コンサルタントの仕事は、クライアントから相談を受けた課題や問題点の解決方法を提案し、ひいてはその実行を支援することです。

我々の場合は、ある事業のうちの、地熱技術・開発部門を依頼されます。私たちの立ち位置は、クライアントが的確な判断をするための補佐役であり、決定者はクライアントです。事業開発やプロジェクトの推進そのものを依頼されるわけではないことを忘れてはいけません。

そして、クライアントの専門知識レベルや思考方法などに合わせた柔軟な対応をしつつ、イノベーションの提案による飛躍的発展をブレインとして求められます。

クライアントの補佐役となるには、クライアントの信頼を得なければなりません。自由に意見交換ができる雰囲気をつくり、精神誠意尽くし、関係を深めること、それによってクライアントの課題を体系化することができるでしょう。ある意味で、クライアントと一体となって課題に取り組む必要があり、それがまた喜びでもあるのです。

コンサルタントの仕事は、我々の人間性や生き方が商品であり、AIの時代、DX化が叫ばれる時代においても決してすたることのない、やりがいのある仕事だと思います。

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