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みずみずしい発想力で仕事をしていますか

※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

 

さて、コンサルタントには、いわゆる「地頭のよさ」=インテレクチュアルスキルが求められます。

「地頭の良さ」とは、

 ・ロジカルシンキング

・洞察力

・思考スピード

3要素のことです。  

 

経営戦略領域のコンサルタントには、極めて高いインテレクチュアルスキルが求められます。

これは、経営コンサルタントだけに限ったことではありません。技術系コンサルタントでも同様のことが要求されます。

 

ロジカルシンキングは、論理的思考ですね。我々は毎日の仕事で、常に脳を駆使して、原因や課題を特定し、物事を解決しているはずです。

すなわち、筋道を立てて思考できるかどうかということです。

 

洞察力は、物事の本質を見ることができる力で、観察力だけでなく、見えない部分まで推察する力です。思考を掘り下げたり拡げたり抽象化したりする過程で、徐々に独自の考えや切り口・視点、自分なりの気づきが出せるようになってきます。

 

ロジカルシンキングで自分に問いを投げかけていると、「自然に自分で考える習慣」が身についてくるようになると言います。これまでは目にしてもスルーしていたことが、なぜか気になって目に留まり「しっかりと観察する」ようになるのです。

 

一度、自分でロジカルに考えた内容は頭の中にストックされ、考える上で必要となる「ファクト」が増えていきます。これらのファクトを基にして、自分なりのアイデアや結論が生まれてくるのです。

 

若い皆さん方がこのような発想法を身に付け習慣化することによって、わが社の経営理念の一つである「みずみずしい発想」は生まれるのではないかと思います。上に書いた面倒くさい理由付けなどは差し当たって必要ではありません。

簡単に言えば、筋道を立てて考え、物事を細かく興味を持って観察し、解決方法を考えていくことが大切であると思います。

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