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オリンピック考、若者万歳

※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

 

皆さん、おはようございます。お盆に入りました。朝から暑い日が続いていますが、それでも、ここ数日早朝は28℃を下回る日がありました。オリンピックも先週の日曜日で終わり、今の楽しみはホークスのマジックが減っていくことです。

 オリンピックの成績は、金メダルをベースにした比較では、世界で第3位と大健闘ですね。主として、20代から30代の前半の選手たちの活躍ですが、中には10代前半の選手もいました。彼らは、昔のように国を背負うような気負いもなく、自分の力を存分に発揮しメダルを奪取したような気がします。もちろん、中にはメダルを期待されながらも不運な結果となった選手もいますが、これは結果論で、次に向かって頑張ることを望みたいです。それにしても、世界第3位の金メダル数はお見事です。日本の若者たちの力を自慢したいですね。

 世界の各地で紛争は続いているにもかかわらず、オリンピックは行われました。日本のようにスポーツに集中できる平和な国は、世界でどのくらいあるのでしょうか。日本のメダル奪取は、平和で経済的に豊かであり、高い文化を有する、恵まれた国であることの証ともいえるでしょう。将に、若者万歳と叫びたいと思います。

政治、経済の分野にも、スポーツ界のように若者の進出を願いたものです。ただ、最近はこれらの分野にも、新しい才能が芽生えつつあるような気がしています。

例えば、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)をフランチャイズ展開する(株)スカイスクレイパーの代表取締役社長に22歳の女性、諸沢莉乃さんが就任したことは皆さんもご存じだと思います。高校時代から今年の4月末までアルバイトとして働き、そして一気に社長就任という異例の抜擢です。しかし、アルバイトとして働き始めてからの仕事ぶりを知ると、社長に任命されたというのも納得できます。ココイチで働きだして、まず会社から要望されたことは、何十年も続く人生で人として大切なことを身に付けることだったと言います。それは、あいさつや礼儀、時間を守ることだったということです。彼女は、将来は人のために役立ちたいという気持ちが強かったそうです。そして、人材教育を中心に仕事を任され、現在の社長就任に至ったということです。

どうですか。皆さんだって、そのチャンスはあると思います。

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