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2021.11.08
社長室
酒席の心得
- ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋
さて、皆さんは仕事を任されるようになってくると、お客様とお会いする機会が増え、会食が必要になることもあります。会食も仕事の一場面として、非常に重要なものです。そこで、会食の心得について思いつくままに述べてみます。
まず、我々からお客様へ会食の提案をする際は、唐突であってはいけません。無理なく受け入れていただけるようなタイミングや場所を選びましょう。
会食中の主な注意点については以下に列記します。
- ① 仕事の大事な場であることを忘れない
- ② 願い事は慎む
- ③ サービスに徹する
- ④ 感謝の念を忘れない
- ⑤ その場に応じた振る舞いをする
- ⑥ 食事の場を盛り上げることは必要であるが、お客様の反応見ながら控えめに
- ⑦ 狎れない
お客様が会食に応じてくださるのは、我々を信頼できるパートナーと認めてくださっているからだと思っています。会食は、日頃からお世話になっていることへの感謝の気持ちを示す機会と考えてください。また、我々の仕事振りをどのように評価していただいているのか、お客様がどのような考えで仕事をされているのかを把握する絶好の機会です。さらに、自分個人の考えや、人となりを理解していただける場でもあるでしょう。
しかし、会食の機会を利用し、例えば仕事のお願いをすることなど、絶対にあってはなりません。浅薄な知恵は、参加する皆さんや会社の恥になります。また、親しく歓談していただける関係になることは、仕事を進めて行く上で大きくプラスになりますが、一線を踏み外し、狎れてしまってはいけません。あくまでも仕事であり、発注者と受注者の関係です。お客様の一番の関心は、我々の仕事に対する姿勢、人間性であることを忘れないようにしましょう。