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課長の仕事

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

今日は、エディットにおける課長の仕事についてお話します。

私の経験から言えば、入社、1年以内に会社の上層部は、社員の能力を見抜き、将来性を評価しています。そして、その評価は大きく狂わないものです。仕事を通じたトレーニングや試験を行いながら、経営幹部になれるかどうかを絞り込んでいきます。特に、大企業ではそれが徹底されています。会社に入り、主任を難なくこなし、入社10~15年目で課長という職責が与えられます。課長代理も同様とみなしています。課長は会社の経営幹部への登竜門と言えます。

課長の仕事は、一言でいうと、会社の一つの「チームの運営」を任されることです。任されたチームの存続のために、構成員を支持し、組織を維持・発展するための業務を受注し、成果を収め、さらに発展させることが必須となります。マネジメント技術を駆使して、主任を含めたスタッフを躍動させつつチームを引っ張り、時に的確なアドバイスをし、一丸となって成果を上げることが課長に与えられた使命です。そのためには以下の項目を実行することが必要です。

  • ① 会社の掲げる理念やビジョンに沿った目標・夢を示す。
  • ② スタッフそれぞれの役割を明確に示す。
  • ③ スタッフの技術や人間として成長を手助けし、自らも成長する。
  • ④ 目標に沿った成果を上げ、それをさらに発展させる。
  • ⑤ 社長・部長のプロジェクトを理解し、自ら積極的に補佐・実行する。
  • ⑥ 上長・仲間の信頼を得る。

課長の役割は会社の実働部隊として大変重要な位置にあります。我社のように少数精鋭を目指す企業では、自らの個性を生かしつつ成長し、会社の成長、我々の関わる業務に貢献することこそ課長の仕事と思います。

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