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読書の喜び①

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

新年あいさつでも話しましたように、昨年末から年始にかけて読書三昧の日々を過ごしました。ビジネス書であったり、予測本であったり、あるいは哲学書も含まれます。猛烈に読み、夕方には目が疲れるだけでなく、頭痛もして眠れないほどでした。それでも、読むことに集中しました。小説は除き、一日に平均すると500ページ以上でした。読書をすることは私にとって無上の喜びといってよいです。自分に読書の習慣をつけさせてくれた両親と祖父母に感謝したいと思います。何が役に立つということはない、ただ本が好きなだけという気楽さがいいのだと思います。

しかし、ジム・コリンズの「ビジョナリ—カンパニーZERO」は、私に多く感動をもたらしてくれました。将に、冒頭の1ページ目から引き込まれてしまいました。ビジョナリーカンパニーは計4冊のシリーズがあり、それぞれに名著だと思いましたが、今度の「ビジョナリ—カンパニーZERO」は、シリーズ本が出版される前の「Beyond Entrepreneurship」(1992)がリメイクされて出版されたものです。ついでながら、原著も手に入れましたので、次は英文で楽しむつもりです。

この本でもそうですが、米国の経営書や企業人は、仕事の考え方がかつての日本のビジネス、いや文化、思想に根付いているのではないか思われる部分が非常に多く含まれます。事業の成功は人材だということを強く主張しています。読書を習慣づけ、常に学ぶことが、どれだけ私の人生に貴重な財産を残してくれているか言葉で言い尽くせないほどです。

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