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客観的に物事をみよう

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

自分自身をとってもそうですが、客観的に物事を見ることはなかなかできるものではありません。人間の習性として、どうしても主観的で自己中心的に思考し、行動しがちです。しかし会社の生き方や仕事に対しては、その傾向を如何にして排除し、客観的に判断できるかが成功の可否に繋がると言っても過言ではありません。

客観的な判断をするためにはまず、自分の立ち位置をしっかりと認識することから始めなければなりません。自分に対する社会の期待度、会社では役職や担当者としての期待度を理解するということです。裏を返すと、まともに生きていく上でこれらの責任がかかっているということでもあります

身近なところから例を考えてみましょう。ある仕事を任された担当者がいましたが、なかなかチームが機能しません。仕事は責任感のある他のメンバーが頑張って完成させましたが、当の担当者の仕事振りは期待から程遠いものとなってしまい、今後の関連業務への担当者としての展開もなくなってしまいました…。こんな状況になる前に考えてもらいたいのです。自分はどうしてこの業務の担当になったのか。自分を取り巻く環境や自分への期待を理解しえなかったがゆえに、会社の目論見も個人への期待も大きく崩れてしまう結果となりました。

また、周りの動きを正しく見ることも重要です。そのためには、一人よがりな見方を排除し素直な視点で判断する必要があります。そのうえで周囲のメンバーの仕事振りをしっかりと観察し、自分と比べてどこがどのように違うかを理解してください。

以上を踏まえて客観的な判断をすることができれば、自分を無理無駄なく成長させることができると思います。

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