2021.05.31
社長室
令和2年度下期業績の総括
- ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋
令和2年度下期も今日で終わりとなります。昨年度と売上高を比較して、今年度は飛躍することができました。これも、皆さん方の努力のお陰と感謝しております。今後も、この流れを継続し、一層の飛躍を期待いたします。
その一層の飛躍を期して、皆さん方により自由度を高め、責任感を持って業務に励んでもらうために、新年度の6月から新たな体制で臨みたいと思います。体制についてはすでに令和3年度の事業計画の発表で示した通りです。地域イノベーション部門を調査チームとエンジニアリングチームに分け、業務は独立採算を原則に進めていきたいと思います。したがって、調査チームは、課長と主任がチームを引っ張り、エンジニアリングは部長と課長補佐はしっかりとチームを引っ張って貰いたいと思います。企画プロジェクトは当面私一人で、皆さんの手伝いを貰いながら、進めていきたいと思います。
令和2年度(第44期)の業績は上がったものの、売上額だけをみると、数年前に戻っただけとも言えます。したがって、令和3年度(第45期)も、この流れを引き継ぎ、さらに売り上げアップを目指してください。売り上げ目標額をどれだけ上回れるかは、皆さんの成長に掛かっていると思います。
さて、業績のアップには、皆さん方それぞれが、いかにして売り上げを伸ばすかということですが、現在のお客様のニーズを素早くくみ取り、さらに将来を見据えた新し商品を作り出すことに掛かっています。会社的には、内部留保の増大、経営基盤の強化を図り、来年度には新規の事業、すなわち、地熱発電事業への展開を図るべく努力していきたいと考えています。そのためには、皆さん方全員の技術的な成長もさることながら、ビジネスマインドをより高めてもらうことが必要になると思います。
業績が計画通り向上するならば、当然ですがその成果は皆さんへ還元することになります。会社の利益は、1/3が会社の将来のため、1/3がそれを支えるスタッフのため、残る1/3が株主のためが前提です。これを守っていくことをお約束します。
会社は創業から45年目に入ります。事業の方向性もほぼ固まってきました。この流れが、50年、100年と続くためには、構成員である皆さんが主体となって会社を作っていかなくてはなりません。会社は常に動いています。波乗りに似ているかもしれません。予測は難しい波に対処しながら、乗り切っていく。そして、時には攻めていく気持ちが必要です。若い仲間たちが集まってくるような魅力ある会社、楽しい会社にしていきましょう。