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2020.05.18
社長室
仕事の仕方(4) 計画書の立案が仕事を制する
- ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋
新型コロナの問題も出口が見えてきた感じですね。しかし、気を緩めてはいけないと思います。
さて、今日は仕事の仕方(4)ということで、計画書の出来不出来で、仕事の成果が大きく変わるということについて説明したいと思います。
まず、計画書は、
- ① お客様のニーズを正しく理解しているか
- ② 仕事の手順や質を具体的に示しているか
- ③ 適正な仕事量とそれを処理するための業務実施体制は確立されているか
- ④ 仕事の落しどころを明確に示すことができているか
- ⑤ 仕事のスケジュールを適切に作成しているか
- ⑥ 適切に利益が見込める内容となっているか
などが把握されていなければなりません。しっかりとした計画書を作成することができるようになれば、一人前の技術者であるともいえます。
同時に、プレゼンテーションのための資料作りも並行して進めた方がよいと思います。プレゼン資料を作成するということは、受け持たされる仕事の骨子を把握することであり、それが確立されていれば、計画書を作成するのが短時間でできます。経験を積めば、類似の仕事の計画書を参考に計画書を作れるでしょうが、新規の仕事の場合、必ず過去の業務の計画書より良いもの目指すべきです。全く同じ仕事があるわけではありませんから、新規の仕事そのものを原点から組み立てる視点も重要です。
上述した6項目をしっかりと頭に入れて、素早く計画書を作成し、お客様をびっくりさせてください。