2020.05.07
社長室
仕事の仕方(2) EQを高めましょう
- ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋
ゴールデンウィークはどう過ごされましたか。ある意味、不気味な1週間でした。世の中がどう変わるのか、感じ取るための必死の期間でもありました。齢を重ねた私でさえ、このように混沌としている世の中、社会を経験するのは生まれて初めてです。
さて、前回に続き、仕事の仕方についてですが、先ず、皆さんに是非身に付けて貰いたいの能力はEQです。EQとは、Emotional Intelligence Quotientの略ですね。そもそも「IQ」の意味とは? IQとはIntelligence Quotientの略で、知能指数を指します。精神年齢から暦年齢を割り、100倍した数で出されます。
仕事ができる人のイメージは次のような特徴があると思われます。
- ① 論理的で説明が分かりやすく、会話が上手い。
- ② 情報処理能力が高く、集中力が高い。
- ③ 物覚えがよく、記憶力も高い。
- ④ 理解力が優れており、すぐに本質を見極められる。
- ⑤ 日頃から思考する癖や習慣がある。
- ⑥ 既存の資料や文献に関する読解力がある。
- ⑥ 既存の資料や文献に関する読解力がある。
これらは社会では一般に知能レベルが高い人という風に称されます。コンサルタントを含めて弁護士や医者、研究者などは日常的にこれらの能力が身についていなければなりません。しかし、我々の業務においては、⑤の「日頃から思考する癖や習慣」を身に付けておけば、仕事能力は向上すると思います。今、会社にいる皆さんは、十分に知的なレベルにあります。足りないのは日頃から思考する癖や習慣を付けて、自分の向上心の階段を着実に上ってください。
今、コロナウィルス問題で社会が混沌としています。我々の職業分野で必須のコミュニケーションの場が制限されていますが、このコミュニケーション能力こそが仕事の重要な手段となります。そんな時に必要なものがEQです。以下のように定義されます。
- ① 自分自身を動機づけ、挫折してもしぶとくがんばれる能力
- ② 衝動をコントロールし、快楽を我慢できる能力
- ③ 自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力
- ④ 他人に共感でき、希望を維持できる能力
要するにスマートに世の中を渡っていくことです。社会で生き抜いていくためには、多くの障害があり、それを乗り越えていかなくてはなりません。そのためには周りの理解や協力が必要です。同時に社会に対しての貢献を忘れてはいけません。そうして漸く我々がコンサルタントとして生きていく基礎が身につきます。ぜひ頑張って頂きたいと思います。