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メダリストの誇り

皆さん、おはようございます。本当に暑いですね。加えて、リオオリンピックでの日本人選手の連日の活躍で、この週末、お盆休みは、感動しっぱなしでした。それにつけても、思い出すのが、かつてバカな政治家が言った「一番じゃないといけないのですか、二番じゃダメなんですか」の言葉の空虚さです。

メダリストのほとんどは、トップを目指して誰よりも努力し、そして試合に臨んだら運を天に任せてベストを尽くすに違いありません。二番目を目指す人間は、トップにもベストスリーにもなれる訳ありません。これは仕事でも一緒でしょう。トップを目指す人間だけが、誰よりも熱い思いで努力するものだけが、一流の技術者として大成し、人々に認められるのです。

それにしても日本の選手は強いですね。国として自立し安定している母国日本、それぞれの日本人競技者は誇りをもって戦っているように思えます。きっと、日の丸を愛する気持ちが強いのでしょう。国が安定しているというのは本当に幸せなことだと痛感させられます。

水泳に始まり、柔道、テニスなどに何度も何度も感動させられ、目頭を熱くさせられました。中でも、テニスの錦織圭の涙は、いつもの国際試合と違い、オリンピックという日本を背負った人間の高揚感と満足感に違いありません。試合内容も神がかりでしたね。他の種目の多くのメダリストも同じような気持ちで表彰台に上がったと思います。

特に柔道。柔道は世界のスポーツ競技です。日本の柔道の認識で試合をしていた今までと認識を変えてオリンピックに臨んだ井上康生監督に金メダルを上げたいですね。素晴らしいと思います。日本人の柔道選手の筋力を世界の柔道選手並みに改善し、また、世界の格闘技を学び、技に取り入れていく。全く、頭が下がります。このような努力によって、リオオリンピックでの柔道の金メダルラッシュにつながったのでしょう。

このような目的を持った努力は、スポーツに限ったことではありません。我々のビジネスにおいても同様で、その限りない努力をした人間のみが味わえる充実感だと思います。

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