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プロジェクトマネージャー(3) 計画と予算管理

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

企画あるいは計画は、事業の立ち上げやプロジェクトの実行にあたり、非常に重要な作業です。計画は厳密には①プラニング(企画化)、②プログラミング(計画化)、そして③スケジューリング(手順・時間化)からなります。

プラニング段階で事業の方針を決定づける必要があります。目標は必達目標、努力目標、挑戦目標を設定します。少なくとも努力目標まではクリアしなければ、お客様の満足は得られません。

また、予算管理も、プロジェクトの成功か不成功かを分ける大事な要素のひとつとなります。プロジェクトチームの予算管理は、プロジェクトの契約金額からをあらかじめ設定された利益を確保し、残りの予算内で事業を実行し完結させるために行います。したがって、実行予算の厳守がプロジェクトにとって非常に重要になります。その他、以下の項目を管理していく必要があります。

① 可能な限りの工夫をし、予算の減額をする。
② 作業の効率化を図り、人件費の削減を図る。
③ キャッシュフローをベースに入金管理と支払管理を行う。
④ 仕様変更や契約条件が異なった場合には適正な価格補正を行う。

同時に、全体を見通しながら工程通りにプロジェクトを進めつつ、計画通りの工数で仕上げるために、少なくとも毎週の業務進捗チェックを怠ってはいけません。

以上に述べてきたようなハードの予算管理の他にも、ソフトの業務管理が意外な効果を生みます。特に、メンバー間の意思疎通を良くすることが作業の効率化に大きく働きます。プロジェクトマネージャーとして成功するには、説得、交渉、相談、意思の疎通、情報の伝達、リーダーシップなど対人能力を見つける必要があります。

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