2022.02.14
社長室
わが社に欲しい人材(2)
何のために生まれて 何をして生きるのか こたえられないなんて そんなのは嫌だ 今を生きることで 熱い心燃える だから君は行くんだ 微笑んで … 何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ …
突然ですが、これはよくご存じですよね、アンパンマンのマーチの一節です。以前私は、エディットの社歌だといって飲み屋でよく歌っていました。偶然にも、ある大手企業の新規事業部のマネジャーが、この歌詞を心酔し、行き詰まったときに読み返している。と、ある番組で言っていました。その番組が放送されたのは、私が、わが社のリクルートのためにウェブプレゼンテーションを行った日でした。
その番組は、その企業が主催するアントレプレナーの募集のイベントと、それに参加する学生がチャレンジする姿を記録したものでした。参加した学生の中で最終選考まで残った14人に与えられた課題は、一週間以内に自分のアイデアを基にビジネスモデルを仕立て上げるというものでした。とてもハードで、彼らはもがき苦しみながらも、楽しんでいるようでした。それぞれがキラキラと輝いていて、ずいぶんとたくましく見えました。
わが社も、新卒の人材を含め複数人の採用をしたいと考えています。
我々はスタートアップ企業に等しいですから、今から新しい会社、新しい価値を作っていこうとする向上心を持っている人が必要です。
さらに、我々コンサルタントは、向上心を持たない人には不向きな職業であるといってよいでしょう。なぜなら、顧客は、大きなプロジェクトを担い、リスクを負ってでも飛躍しようとしているからです。そのような方々の相談相手となり、技術的な助勢を行い、プロジェクトを成功に導くためには、我々も真剣に取り組まざるを得ないのです。もし、それに喜びを感じることができなければ、とても耐えることのできない仕事だと思います。
夢を追って生きる人、生きがいを感じて仕事をしたい人が、わが社が望む人材です。
ジム・コリンズは言います。
“社員に企業理念を共有させる方法は?と聞かれたら、答えは「ありません」です。企業理念を共有できる人のみを採用すべきです。”
わが社の企業理念を共有できる人材に出会い、残りの人生を楽しく有意義に仕事をしたいと考えています。