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集まれ、タレント

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、今日は暦本純一の著書「妄想する頭 思考する手」を紹介しましょう。この本は、アイデアを出すためにはどうしたらよいかを彼の体験から綴ったものです。

最初に、勉強すると言ってテキストを読むのを止めなさいということが書いてあります。

また、アイデアのもとは「妄想」が必要だと言っています。「妄想」というのは、楽しみながらの自由な発想ということでしょうか。

更に、発想の仕方を天使度と悪魔度という言葉で分け、前者は大胆な発想、後者は細心で保守的と定義づけしています。前者の天使度が大きい程、面白いアイデアに結び付いていくと言います。

彼は、研究作業に入る前に次のような項目を整理しておくことを推奨しています。

  • ① 課題は何か。それは誰にとって必要なものか。
  • ② その課題はなぜ難しいのか。あるいはなぜ面白いのか。
  • ③ その課題をどう解決するのか。
  • ④ 解決できることをどうやって立証するのか。
  • ⑤ その解決手法のもたらす効果、さらなる発展の可能性はどのようなものか。

これは、我々がプロジェクトを受注し、解析をし、成果という結論を出すときの手法と同じです。

地下深度数㎞を想定して地熱構造モデルを構築することは、自由な発想なしには実現できません。我々のプロジェクトは、新しいアイデアを出すことによって成果が出るのです。テキストを読むのは、課題の整理を行う段階で、技術的な到達レベルや論理性を確かめる時で良いのです。

エディットが求めているのは、たとえ今は地熱エネルギーに関して無知であるとしても、自由な発想ができる人、再生可能エネルギーの推進に積極的に参加したい人、そして世界や日本が抱える社会的な問題や環境問題に正面から取り組みたい人なのです。

我社の夢を一緒に実現してくれるタレントさん、是非、一緒に楽しく仕事をしませんか。

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