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発想の転換

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

昨夜から春の嵐で、今朝は暴風雨の中、出社されたことと思います。さて、今日は皆さんに、物事の考え方ひとつでビジネスに成功する人もいれば、成功しない人もいることをお話します。

しばしば、将来が見えないとか、仕事が来ないとか悲観的なことを言いながら、手をこまねいている人が世の中によく見られます。前回も言いましたが、儲かる仕事はないのです。儲ける方法を知っている会社、人が世の中で成功し、社会をリードしているのです。アフリカで靴を売る商売を出かけたビジネスマンの話がよく例に出されます。あるビジネスマンは、裸足の人々を見て、靴は売れないと悲観した。また、あるビジネスマンは、それを見て無限の宝庫だと考えた。同じく、エスキモーだか、モンゴルだかでの話では、外が凍るほど寒いのだから冷蔵庫は売れないと嘆いたセールスマンがいる一方で、発想を変えて、冷蔵庫があれば大事な食物が凍らないと、冷蔵庫を売って回ったセールスマンがいたと言います。

このように、物事は考え方一つで大きく飛躍させることができます。地熱業界も例外ではありません。地熱ビジネスは500~1,000億円ぐらいの小さなビジネス規模と考えられます。そのうちの約10~20%が我々の業務に関係する調査・保守管理に使われていると思います。仮に100億円が調査や掘削に使われるとすれば、そのうちの2~3%の業務を確保すればよいのです。

特に若い柔軟な発想のできる皆さん方は、日常の仕事に真剣に向き合い、前向きな発想で日々を過ごしてください。

そうでなければ、NHKの番組のチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ」と怒られますよ。

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